【分科会・シンポジウム オーガナイズ】
■2005年 7月16日13:00〜17:30 
日本人類学会進化人類学分科会 第14回公開シンポジウム
「「快楽」としての性?_性行動のもたらす意味」
(於:京都大学大学院理学研究科2号館第1講義室(京都市左京区北白川追分町)

13:00-13:05 椎野若菜(青山学院大学)
はじめに 
13:05-13:30 松本直子(岡山大学)
「考古学における性とジェンダー」
13:30-13:55 久世濃子(東京工業大学)
「レイプするサル--オランウータンの性行動と繁殖戦略」
13:55-14:20 竹ノ下祐二(日本モンキーセンター)
「性と生殖の関係について考える」
14:30-14:55 椎野若菜(青山学院大学)
「性交の種類--「義務」か「快楽」か」
14:55-15:20 棚橋 訓(首都大学東京)
「快楽の構造、ふたたび」
15:20-15:45 田中雅一(京都大学・人文科学研究所)
「痛みが快楽に変わるとき、暴力が信頼の証となる--性進化の極北へ」
15:55-16:25 コメント
   青木恵理子(龍谷大学)
   黒田末寿(滋賀県立大学)
16:25-17:30 討論
_発表要旨など
http://anthro.zool.kyoto-u.ac.jp/evo_anth.html

■2005年11月12日 2005年比較家族史学会秋季研究大会(於:摂南大学)
 ミニシンポジウム「寡(やもめ)の処遇」

椎野若菜(青山学院大)                13時45分〜14時15分
 趣旨説明:人類学における寡婦の研究と比較研究の試みへ
小田 亮 (成城大学)                14時15分〜14時45分
 西ケニア・クリア社会のレヴィレートと寡婦たちの戦術
阿久津昌三(信州大)                 14時45分〜15時15分
 アフリカの王権、ジェンダー、寡婦儀礼—人間不平等起源論序説—
馬場 淳(東京都立大学大学院)            15時30分〜16時
 「振る舞い」をめぐる政治学--パプアニューギニア・クルティ社会における婚姻と寡婦
服藤早苗(埼玉学園大学)               16時〜16時30分
 日本における後家の成立過程と役割
討論

_発表要旨  ファイル:2006文化人類学分科会発表要旨(PDF)
2006年3月31日「報告 ミニシンポジウム 寡婦(やもめ)の処遇」
『比較家族史研究』20号、pp.53-63、弘文堂。

■2006年 6月4日 第40回日本文化人類学会(於:東京大学)
分科会 「配偶者亡きあとの寡(やもめ)の処遇」

「配偶者亡きあとの寡(やもめ)の処遇—趣旨説明—」
 椎野 若菜 (東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
「西ケニア・クリア社会のレヴィレート —寡婦たちの戦術—」
  小田 亮 (成城大学)
「キプシギスの「家財産制」における寡婦の自由・放縦と民族紛争・人権「問題」」
  小馬 徹 (神奈川大学)
「儒教規範と漢人寡婦」
 秦 兆雄 (神戸市外国語大学)
「寡婦の力 —ドニャ・モデスタ・シンソン・ガイサノとフィリピン・セブのチャイニーズ—」
  宮原 曉 (大阪外国語大学)
討論

■2007年10月2~3日
JOINT SYMPOSIUM: Re-contextualizing Self/Other Issues: Toward a HUMANICS in Africa,
Organized by Makerere University, Kyoto University, and JSPS.
Venue: MAKERERE UNIVERSITY, Kampala, UGANDA.
In cooperation with Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa,
Tokyo University of Foreign Studies.
シンポジウム企画、準備、運営に参加、自らも発表。
成果は、『通信』122号に報告。

■2008年6月28日
桜美林大学国際学研究所 公開シンポジウム 
       セックスの人類学:動物行動学、霊長類学、文化人類学の成果
日時 2008年6月28日(土)  
場所  町田キャンパス
主催 桜美林大学国際学研究所 共催 桜美林大学・リベラルアーツ学群文化人類学専攻 

第1部<動物たちのセックス>
(1)性器の正規利用とは?~鯨類のセックスをながめつつ~
                  篠原正典  帝京科学大学 生命環境学部
(2)セックスにおけるオスとメスの葛藤~オランウータンを例に
                  久世 濃子  京都大学 理学研究科
(3)サルの「『性』性」に挑む~「同性愛」を切り口として
                  竹ノ下祐二  中部学院大学子ども学部
(ゲスト・コメンテーター)デヴィッド・スプレイグ 筑波大学農業科学技術研究所

第2部<意味を与えられるセックス>
(4)男が戦いに行くように女は愛人をもつ~南部エチオピア・ボラナ社会の性と結婚の民族誌~
                   田川玄  広島市立大学国際学部
(5)ニューギニアにおける性の多様性とテワーダ社会
                   田所聖志  立正大学文学部
(6)ケニア・ルオ社会における儀礼的性交の意味
                  椎野若菜  東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
(7)インド・ヒジュラの性
          國弘暁子 お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科研究院 研究員
(ゲスト・コメンテーター)棚橋訓  お茶の水大学大学院

第3部<セックスの快楽と欲望>
(8)プナンのペニス・ピン~狩猟採集民の性行動~
                      奥野克巳  桜美林大学 国際学研究所
(9)『おきゃくさん』とは誰か~『おんなのこ』のまなざしによる性風俗世界の一断面
                      熊田陽子  お茶の水大学大学院 博士課程
(10)トランスジェンダー/トランスセクシャル
                      市野澤潤平  東京大学大学院 博士課程
(ゲスト・コメンテーター)シンジルト 熊本大学文学部

■比較家族史学会 秋季ミニ・シンポジウム
「『シングル』の視点で社会をみる――人類学的試論」

<日時>2008年11月8日(土)
<プログラム>
(0)趣旨説明:シングルに注目して社会をみると   
  椎野若菜(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
(1)ひとりで老いていくこと:フィンランドの場合
  高橋絵里香(東京大学大学院博士課程)
(2)パリに暮らす移民のシングル
  植村清加(成城大学民俗学研究所研究員)
(3)PNG・テワーダ社会における「シングル」とは
  田所聖志(立正大学非常勤講師)
(4)「結婚」しないヒジュラの生き方
  國弘暁子(お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究院研究員)  
   
<会場>椙山女学園大学星が丘キャンパス、文化情報学部メディア棟001室

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