東アフリカには、ルオ(Lwoo)系とよばれる言語がいくつかあります。ルオ系の言葉を話す人びとは、しばしば湖、河川沿いに暮らしており、社会人類学ではエヴァンズ=プリチャードによる民族誌の三部作で有名になった、南スーダンのヌエル(ヌアー)」の人びともそのグループ。私はケニアのヴィクトリア湖周辺に暮らす、ルオ(Luo)の人びとと1995年からお付き合いし、人びとの文化を学んでいます。

2007年から、ウガンダのルオー系の人たちのところも訪ね始めました。Langi,Acholiの人びとのことも研究する予定です。異なる国家ゆえに、どのような社会変化をしているのか、比較研究が楽しみです。