このたび、神戸大学で文化人類学会が開催される時期にあわせ、フィールドワーカーとライフイベントにかんするサロンをフィールドワーカー有志で開催します。
お昼休みに、ランチを食べながらで、ぜひとも情報共有、交換のためにいらしてください。もちろん子連れもOKです。
子どもをもったあと、フィールドワークをどう継続させるか考えている方やカップル、そうしたライフイベント最中/予定の学生をもつ教員の方々など、お待ちしております。
http://www.fenics.jpn.org/modules/blog/2017/05/587

フィールドワーカー(FENICS)サロン「子連れでフィールドに行く場合」

日時 2017年5月27日(土)
場所 神戸大学鶴甲第1キャンパス 
E棟4F 国際文化学研究科学術国際交流ルーム
地図のなかの23番↓
http://www.kobe-u.ac.jp/guid/access/rokko/turukabuto-dai1.html

11:30~ 開場 フリー交流タイム (子連れOK)

12:00 本サロンの趣旨
12:05~12:15 中川加奈子(文化人類学・ネパール/追手門学院大学)
    「連れていく/預けていく-- 家族を巻き込んだフィールドワーク:ネパールの場合」

12:20~12:30 石井美保(文化人類学・アフリカ、インド/京都大学)
   「南インドのフィールド・ライフ――子連れで村に住む」

12:30~12:40 子どもの成長とともにflexsibleにフィールドを変える?!
         石井美保×椎野若菜

12:40~13:00  フリーディスカッション

~13:30 フリー交流タイム

フィールドワーカーの活動団体FENICSでは、フィールドワーカーシリーズ(全15巻)を企画、古今書院より巻数はランダムに出版していますが、半分ほどになりました。なかでも12巻は『女も男もフィールドへ』http://www.kokon.co.jp/book/b238440.html(目次やはじめに、もこのHPで読むことができます)
本サロンは、本巻に大きく関連しています。

連絡先:wakanatokyo@gmail.com (椎野)
企画:フィールドワーカー有志、FENICS
参考:FENICS100万人のフィールドワーカーシリーズ12巻『女も男もフィールドへ』


Posted by: shiino      2017/05/15 20:29:43      
5月20日(土)、アフリカ学会の研究大会が信州大学で開催される時期にあわせFENICSサロン「フィールドワーカーとライフイベント:アフリカ編」開催します。
http://www.fenics.jpn.org/modules/blog/2017/05/574

ゴリラ研究者の山極寿一(京大総長)さんもパネルディスカッションにいらっしゃいます!
ふるってご参加ください。このサロン自体は学会の企画ではないので、学会参加費をはらわずに入場できます!

フィールドワーカー(FENICS)サロン
「フィールドワーカーとライフイベント:アフリカ編」

5月20日(土)15:00から16:00
信州大学(教育キャンパス)中校舎 M301講義室
http://www.shinshu-u.ac.jp/guidance/maps/map01.html
http://african-conference54.info/access.html


フィールドワーカーが研究を継続する過程で、結婚・妊娠・育児・介護など自らの人生にかかわる「ライフイベント」に向き合うとき、どう折り合いをつけているのか。
何がキャリア継続の障壁・痛打となり、どんなサポートや周囲の理解・環境づくりが必要なのか。

本サロンでは、子持ちのフィールドワーカー2名による話題提供、それにつづくパネルディスカッションをとおして、フィールドワーカーがが抱えるさまざまな困難・課題について情報共有を進めるとともに、フィールドワーカーのキャリアアップに役立つ制度の活用や望ましい支援の在り方について考えたい。

話者1 フィールドに行けないフィールドワーカー 四方篝
話者2 ベビーを連れてアフリカへ       椎野若菜
パネルディスカッション
網中昭世(アジア経済研究所)、木村大治(京都大学)、椎野若菜(東京外国語大学AA研)、四方篝(学振RPD/京都大学)、
山極寿一(京都大学)(あいうえお順)

本サロンはFENICS100万人のフィールドワーカーシリーズ12巻『女も男もフィールドへ』(http://www.kokon.co.jp/book/b238440.html
が基となっています。目次、はじめに、をこのHPで読むことができます)

子どもをもちつつフィールドワークすることに四苦八苦しているフィールドワーカーと、経験者と、参加者とがとも語れる場です。ふるってご参加ください。

連絡先:fenicsevent@gmail.com
企画:フィールドワーカー有志、FENICS
参考:FENICS100万人のフィールドワーカーシリーズ12巻『女も男もフィールドへ』


Posted by: shiino      2017/05/15 20:23:32      
12月10日(土)@本郷 FENICSサロン
 「女性フィールドワーカーの健康管理」

女性フィールドワーカーは、女性という身体をもつがゆえに、フィールドワークをする際に男性とは異なる身体差を思い知らされることが多い。女性特有の身体とどう向き合い、ライフワークとしてのフィールドワークを続けたらよいのか。
女性の健康に関する基礎知識について、産婦人科医の立場からお話をいただき、その後参加者同士で性や健康に関する率直な情報交換の場を設けます!個人的にも、聞きたい・・・と思ったことを、女医さんに聞くことのできる貴重な機会です!

また本サロンは、『女も男もフィールドへ』(FENICS100万人のフィールドワーカーシリーズ12巻、古今書院、2016)に関連しています。
http://www.kokon.co.jp/book/b238440.html

お話:村上麻里(産婦人科医)さん
  「女性の健康に関する基礎知識について」

話題提供:久世濃子(霊長類学)
   「妊娠時のフィールドワーク」「フィールドで発症した卵巣嚢腫」
     椎野若菜(社会人類学) 
    「乳腺炎とマラリア」
共通話題:「フィールドで、生理のことどうしてる?」ほか

日時 2016年12月10日(土)13:00~16:00
場所:東京外国語大学本郷サテライト5F
資料代:500円 
子連れOKです!(何歳のお子様といらっしゃるか、念のためご連絡ください)
連絡先:fenicsevent@gmail.com

<報告> http://www.fenics.jpn.org/modules/blog/2016/12/520
関西からかけつけた参加者も3名。熱帯地域でフィールドワークをする女性フィールドワーカーが多く集まりました。妊婦、これからのライフプランとともに不安をもったPD以上の方々。産婦人科医、村上麻里先生のお話はこれからフィールドにいく女子、出産後、更年期を気にし始める女性にも大きな意味がありました。参加者はそれぞれでのフィールドにおける悩み、質問、を気軽にできる雰囲気で話は多岐にわたり、継続的にこうした集まりをする必要性を主催者側も感じました。今後は関西でも北海道でもやります!女子学生をフィールドワーク連れていく、派遣する男性教員も、この機会を利用してください。ご希望、お寄せください。


Posted by: shiino      2016/11/15 20:35:00      
フィールド・フォトグラフィーの祭典(11月26日@吉祥寺 武蔵野公会堂)

フィールド・フォトグラフィーの祭典
Festival of Field Photography (FFP)

14巻『フィールド写真術』(小西公大・秋山裕之編)が出版されることを記念し、イベントと、フィールド・フォトコンテストと、ギャラリーでの展覧会を開催します。フィールドで撮った写真を、10月17日まで募集します!写真研究者、12巻編者、FENICSコアメンバーで選考し、当日にギャラリーで展示を行います。また、おって当選者を中心に、都内のギャラリーでも展示予定です。ふるってご応募ください!
お子様用の部屋も別途準備しています。是非とも、ご家族でいらしてください!!

日時:2016年11月26日(土)
14:00~16:30 (13:30開場)
場所:武蔵野公会堂 第一・第二会議室
JR吉祥寺駅南口から徒歩2分。井の頭公園に向かう途中
http://www.musashino-culture.or.jp/sisetu/koukaido/access.html
子供部屋:第二和室(会場のとなり)
お子様連れ歓迎です!

プログラム:

会場の第一・第二会議室にフォトギャラリーを設置、来場者が展示写真にコメントやマークをつけ評価
*トーク*

澤田結基「ドローンで広がるフィールドフォトの可能性」(自然地理学)
宮本道人「顕微鏡下のフィールド・フォトグラフィー:神経回路の世界へ」(神経生理学)
松本篤「写真が生みだす記憶とつながり」(NPO法人remo、情報学)
小西公大・杉本浄・門田岳久「宮本常一が撮った佐渡:社会開発とフォトグラフィーの接合」(社会人類学、歴史学、民俗学)
*クロストーク* 小林美香(東京国立近代美術館客員研究員)×秋山裕之(文化人類学者 アフリカ・ボツワナ)

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Posted by: shiino      2016/10/15 21:28:00      
FENICS協力イベント エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ(EC)七夜連続上映 at ポレポレ東中野

FENICS協力イベント、
【スペシャルゲストを迎えECフィルム七夜一挙上映!】
アラマタ応援団長を筆頭に豪華ゲスト陣と一緒にECを見て語る七夜。ゲストの専門分野に沿ったタイトルを日替わりで上映します。
今週土曜から始まります。
【豪華ゲスト陣はこちら!】
11/19(土)関野吉晴(探検家)
11/20(日)赤坂憲雄(民俗学者)
11/21(月)荒俣宏(博物学者)
11/22(火)眞田岳彦(衣服造形家、女子美術大学特任教授、東北芸術工科大学客員教授)
11/23(水)U-zhaan(タブラ奏者)×長嶋りかこ(グラフィックデザイナー)
11/24(木)森枝卓士(写真家)×高田ゆみ子(翻訳家)
11/25(金)中村桂子(生命誌研究者)

\11/19(土)関野吉晴さんゲストの回/
「一から自分で作る暮らし」
全上映タイトル決定しました!

https://www.facebook.com/events/1211754608938313/permalink/1262635383850235/

電気もガスも水道もない時代、
人はどうやって暮していたのでしょうか?
採集する、道具を作る、舟を作る、食べる。

グレートジャーニーで世界を旅した関野吉晴さんと
「一からつくる」人びとの暮らしを覗きます。

なんと、関野さんのモノづくり実演も
していただくことになりそうです!
どうぞお楽しみに!

▼上映タイトル
【アシ舟”カバリト”づくり】
北ペルー西海岸 1962年
【丸木舟の建造と操縦】
西アフリカ レオーネ(メンデ族)1953-55年
【筏舟づくり】
ギルバート諸島(ミクロネシア人)1963年
【マニオクの圧搾籠”ティピティ”編み】
東ペルー セルヴァ(ウィトト族)1970年
【マニオクの晒し】
東ペルー セルヴァ(ウィトト族)1970年
【カミキリムシ幼虫採集と料理】
赤道アフリカ(ビンガ・ビグミー族)1977年

▼11/19(土)のポレポレは関野吉晴デイ!
関野さんの武蔵野美術大学での授業を
記録した映画『カレーライスを一から作る』
がこの日公開となります。
野菜も、米も、塩も、スパイスも、肉も
一から作った9か月間の記録です!
ぜひあわせてご覧下さい!
http://www.ichikaracurry.com/

▼チケットのご購入について
ポレポレ東中野は約100席。
チケットを事前に購入いただくと確実です!

○チケットぴあ→Pコード:556-138
http://t.pia.jp/

○ポレポレ東中野窓口
→随時販売しております。
回数券+差額のお支払いでも購入できます。

▼リピーター割引実施!
2作品目以降は1500円でご鑑賞頂けます。
半券のご提示orツイートや写真など
分かるものがあればなんでも大丈夫です


Posted by: shiino      2016/10/05 21:26:00      
「出産・育児と研究の両立を目指して~男女の研究者の体験談を聞き、今後の取り組みを考える~」 9月24日(土)17-19時@哺乳類学会(筑波大学)F-12自由集会

http://www.fenics.jpn.org/modules/blog/2016/09/439

「出産・育児と研究の両立を目指して~男女の研究者の体験談を聞き、今後の取り組みを考える~」 9月24日(土)17-19時@哺乳類学会(筑波大学)F-12自由集会
学会員以外はクローズドで会費を払わねば入場できないですが、12巻『女も男もフィールドへ』にちなんだ自由集会を、哺乳類学会@筑波大学にて開催します。お出かけをお考えの方は、ぜひいらしてください。
出産・育児と研究の両立を目指して~男女の研究者の体験談を聞き、今後の取り組みを考える~
○企画要旨

哺乳類学会でも若手を中心に女性の会員が増えてきたが、中堅以上の会員における女性の比率は高くはない。研究者として仕事に打ち込める(打ち込むべき)20~30代は、女性にとっては妊娠・出産・育児と重なる為、研究との両立に困難が伴い、時にはどちらかを諦めざる得ないこともある。また、女性自身の努力だけでなく、家族はもちろん周囲の人の理解やサポートが、両立を可能にするかどうかの大きな分かれ目になる。本集会では、こうしたライフイベントと研究の両立を試みて活動してきた男女の研究者がその経験談を語ると共に、両立に可能にする為の工夫や環境作りについて議論する。

<発表者>

(1)小坂井千夏(農研機構):学振特別研究員(RPD)の申請・採用過程と、週末婚での育児と研究の両立

(2)久保麦野(東大新領域)・久保泰(東大博):育児と研究の両立を目指す妻、とその夫の立場から

(3)下岡ゆき子(帝京科学大学):産休・育休を乗り切り方(私大教員の場合)と、夫に頼らずにフィールドワークをする為の試行錯誤

(4)高槻成紀(麻布大):産休教員の経験や両立を目指す女性研究者を見てきて思うこと

(5)椎野若菜(東京外大):産休・育休を乗り切り方(国立大教員の場合)と、子連れでの国内外での学会参加

(6)久世濃子(科博・学振):子連れ&子なしフィールドワーク


Posted by: shiino      2016/08/15 21:34:00      
http://aaafrica.aacore.jp/news/2012/01/post-2.html
府中市連携講座での連続セミナー
府中市生涯学習セミナー;東京外国語大学連携講座「アフリカのいまを考える」
日時: 第1回 2月13日(月)、 第2回 2月20日(月)、 第3回 3月12日(月)、 第4回 3月19日(月)
*開講時間はいずれも14時~16時
会場: 府中市生涯学習センター2階講堂

府中市生涯学習セミナー
東京外国語大学連携講座「アフリカのいまを考える」

 グローバル化の進む今日、もはや地球上に私たちの暮らしと関係のないところはありません。遠いと思われていたアフリカもますます近づいています。 21世紀のいま、アフリカの人々がどのような問題と直面しながら生きているのか、そのことと日本の私たちの日常とはどのようにかかわっているのか、東京外 国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)の4人のアフリカ研究者がそれぞれの角度からお話しします。

第1回 2月13日(月)14時~16時

椎野若菜(AA研准教授)「アフリカ女性の社会進出-『シングル』に注目して」

近年、アフリカの都市化は加速し、また世界的な動きとして国をまたいで行き来して生きる人たちも多くなってきました。それにともなってアフリカにおける男 女の生き方をめぐるさまざまな価値観も大きく変化し、「シングル」の存在も際立ってきています。日本の状況とも比べながら考えてみたいと思います。
  
第2回 2月20日(月) 14時~16時
石川博樹(AA研助教)「アフリカの悲劇が問いかけるもの-ルワンダ大虐殺の背景と教訓」
アフリカの小国ルワンダで1994年に起こったルワンダ大虐殺。3ヶ月あまりのうちに50万人以上の人々が犠牲になったこの大虐殺について、その歴史的背景や日本を含めた国際社会との関わりを中心に、映像資料を交えて解説します。

第3回 3月12日(月) 14時~16時
永原陽子(AA研教授)「ウランを産み出すアフリカ-3.11後からの視点」
アフリカは世界のウランの重要な産出地です。アフリカ最大のウラン産出国ナミビアで、日常的に放射線による健康被害に脅かされながら働く鉱山労働者たちの暮らしに着目し、福島とアフリカのいまを結ぶものを考えてみます。
   
第4回 3月19日(月) 14時~16時

村尾るみこ(AA研研究機関研究員)「食料の安全保障問題からアフリカを考える」
アフリカでは、農業生産をいかに合理化して食料不足を克服するかという面から、食料の安全保障問題が注目を集めています。バイオ燃料や食料輸入を通じたこの問題と日本との関わりや、現地の農業生産にみられる工夫を紹介することで、アフリカの未来を考えます。

会場: 府中市生涯学習センター2階講堂
定員: 150名
受講料: 1600円
申込方法:
講座名、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号を、FAX、電話、葉書のいずれかで府中市生涯学 習センター学習事業係(〒183-0001東京都府中市浅間町1-7 電話:042-336-5708 FAX:042-336-5709)までお知らせ ください。府中市以外にお住まいの方も受講可能です。なお電話応対時間は平日の8:30~17:00です。電子メールでのお申込みはできません。また応募 は平成8年4月1日以前生まれの方に限らせていただきます。

府中市生涯学習センター交通案内
☆京王線東府中駅から
 ・徒歩17分
 ・府中市コミュニティバス「ちゅうばす」府中駅行き「生涯学習センター」下車
 ・京王バス武蔵小金井駅北口行き「若松町4丁目」下車徒歩5分
☆京王線府中駅から
 ・「ちゅうばす」多磨町行き「生涯学習センター」下車
 ・京王バス一本木経由武蔵小金井駅南口「天神町2丁目」下車徒歩7分
☆JR中央線武蔵小金井駅から
 ・京王バス東府中駅行き「若松町4丁目」下車徒歩5分


Posted by: shiino      2012/03/15 03:33:18      
Fieldnet参加者である総合地球環境学研究所研究員の松森智彦氏、中村大氏をホストオーガナイザーに、Fieldnet運営委員との念願の共同企画!総合地球環境学研究所研究推進戦略センター(CCPCとFieldnetの初の共催が実現しました。

第3回 Fieldnet Lounge 地理情報活用の未来をさぐる:フィールドワーカーの学際的競演

日時 2012年2月5日(日) 9:00~16:00
場所 総合地球環境学研究所 講演室
アクセス URL:http://www.chikyu.ac.jp/rihn/access/index.html

  情報化社会の進展とともに、私たちの暮らしのなかで地理情報はとても身近なものになりました。人文学研究においても地理情報の利用は広く行われており、その研究活用は「試み」の段階を経て「成熟」の時期に入りつつあります。
今回のFieldnet Loungeでは、地理情報活用の未来をさぐるべく、各方面でGISをどう学問に取り入れる試みをしているか、フィールドワーカーの学際的競演としたいと思います。

 2011年10月にFieldnetワークショップの成果として出版した『フィールドワーカーのためのGPS・GIS入門』(古今書院)に寄稿してくださったFieldnet参加者、地球研のプロジェクトに関わる地理情報活用に関心のある研究員、およびFieldnet運営委員が中心となり学際的な多くの事例と経験を基に、フロアとともに議論します。具体的には、震災への取り組み、世界遺産登録との関連性などの報告、測量・3次元計測、デジタルドキュメンテーション、景観考古学、文化遺産活用、古代史研究、近代物産誌研究、地理学からの地理情報活用など、多岐な主題について議論する予定です。

Poster by Matsumori


<プログラム>
9:00 椎野若菜 (Fieldnet 運営委員・東京外大AA研) 開会挨拶
9:20 松森智彦 (地球研)
       「人文学研究と情報 : 『斐太後風土記』データベースを事例に」
10:00 清野陽一 (京都大学大学院人間・環境学研究科))
       「日本古代史・考古学におけるデジタル技術の活用について-主にGISを用いて-」
10:40 中村大 (地球研)
      「GISを用いて縄文時代の祭祀記念物を分析する」
11:20 ランチ&フリーディスカッション
12:20 遠藤仁 (地球研)
      「南アジアにおけるカーネリアン・ロード」
13:00 渡邊三津子 (地球研)
      「衛星データから中央ユーラシアの社会変化をよむ」
13:40 coffee break
13:50 山口欧志(国際日本文化研究センター)
     「文化遺産学事始め」
14:30 ~16:00 ディスカッション

コメンテーター
大西健夫 (Fieldnet 運営委員・岐阜大学流域圏科学研究センター)
的場澄人 (Fieldnet 運営委員・北海道大学環オホーツク観測研究センター)

*Fieldnet Loungeとは、分野の異なるフィールドワーカーが集い、門外漢でも気軽に質問、コメント、議論がしあえるような場です。

東京から大阪、奈良から、たくさんのご参加まことにありがとうございました!
このネットワーク、ひろげていきましょう。


Posted by: shiino      2012/03/15 03:29:10      
昨年2月、Fieldnet Loungeとして開催した墓場セミナー。昨年も墓石、墓場をめぐり
さまざまな分野の方のご参加、議論も盛り上がりました。
今年はJCAS地域研究コンソーシアム次世代支援プログラムにより
京都・地球研において開催が決定!ぜひともおいでください。

第二回墓場セミナー「墓場から覗く人間社会―墓石をめぐる学際的研究 II 」
(総合地球環境学研究所 × JCAS地域研究コンソーシアム×Fieldnet広報協力)

【日時】2012年2月4日(土)13時00分~18時30分
【会場】総合地球環境学研究所 講演室

主催:地域研究コンソーシアム次世代支援プログラム
共催:総合地球環境学研究所
広報協力:Fieldnet

オーガナイザー 小西公大(東京外国語大学 現代インドセンター)
ホストオーガナイザー 中村大・松森智彦 (総合地球環境学研究所)

Poster by Kodai


【概 要】
すべての人間社会において、死者は適切な形で処理されなければならない。そして死者たちは、生きている人間の記憶の中に、そして物理的空間に、ひっそりと封じ込められる。逆説的だが、墓場とは、そんな死者たちの「生きる」場所であり、生きる人々の死者(または死という現象)への思いが凝縮された形で顕在化する、「生/死」混在のテクスト空間なのだ。

墓場セミナー、初回はFieldnetLoungeとして2011年2月5日に開催。墓石そのもののマテリアリティにこだわり、その石たちのもつ魅力(物質性・特質・形状・意匠)から、死をめぐるフェティシズムの根源を明らかにしようとした。そして第二弾となる今回。墓場という空間から、生ける人間たちの世界を投射してみたいと思う。死者を思うことは、生者のなせる業。この世俗世界にひっそりと囲われた特異な空間から、そんな人間の性を抽出できるだろうか。社会の構造とは?政治権力とは?欲にまみれた経済とは?生/死の観念とは、、、?今回も、地質学、考古学、人類学、民俗学、社会学と、学際的なメンバーを取りそろえた。さあ、死者の魂に寄り添いつつ,右往左往する人間たちの世界を投射してみよう。

【プログラム】
13:00~ 挨拶 椎野若菜(東京外国語大学AA研・Fieldnet運営委員)
13:10~ 趣旨説明 小西公大(東京外国語大学 現代インドセンター)
13:30~ 中村大(総合地球環境学研究所)
      「縄文時代の墓に表現された格差は何を意味するのか」
14:00~ 乾睦子(国士舘大学理工学部)
      「石は世につれ―日本の石材産業の歴史」
14:30~ Tea Break
15:50~ 越智郁乃(広島大学大学院総合科学研究科)
      「墓に集う、墓に遊ぶ―現代沖縄墓場考」
16:20~ 鈴木洋平(東京大学大学院)
      「骨が生み出す墓―台湾における死者の骨と墓の立地」
16:50~ 里見龍樹(東京大学大学院博士課程)
      「『海の上の墓地』とその現在」
17:20~ 全体討論

コメンテーター:的場澄人(Fieldnet運営委員・北海道大学低温科学研究所)



Posted by: shiino      2012/03/15 01:30:26      
今年二回目の外国人招へい、国際シンポ。
今回はフィールド3Dマッピングプロジェクトと題し共同研究をしてきた野口靖さん(東京工芸大)、ケニア人のGIS専門のNdegwaさんをケニアからよぶことができました。


国際シンポジウム「アフリカ都市を読む-ナイロビ・ゴンダール・ケープタウン-」
日時:2011年12月17日(土)・18日(日)
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階マルチメディア会議室(304)

この度、基幹研究「アフリカ文化研究に基づく多元的世界像の探求」は、国際シンポジウム「アフリカ都市を読む-ナイロビ・ゴンダール・ケープタウン-」を開催します。
 独自の都市文化を持つとともに、植民地化のなかで数多くの都市が形成されたアフリカ。独立後現在に至るまでアフリカにおける都市の重要性はますます高ま り、都市研究はアフリカ研究の中でも重要なトピックの1つになっています。本シンポジウムでは、ナイロビ(ケニア)、ゴンダール(エチオピア)、ケープタ ウン(南アフリカ)というアフリカの3つの都市を対象に、歴史学、地理学、GIS、文化人類学、メディアアートの専門家たちがそれぞれの立場を活かし、協 働し、都市を読み解くことを試みます。学際的研究を通してアフリカ都市研究の可能性を探ります。みなさまお誘いあわせのうえ、ふるってアフリカ3都市の学 際研究の旅にご参加ください。またウガンダの都市の若者パフォーマンス「カリオキ」、アフリカンドラム・ジェンベに関する発表と実演もございます。お見逃 しなきようにお願いします。


***プログラム *English program is following***
AA研基幹研究「アフリカ文化研究に基づく多元的世界像の探求」

公開国際シンポジウム
「アフリカ都市を読む~ナイロビ,ゴンダール,ケープタウン~」

第1日目 12月17日(土)

14:00~14:10 開会挨拶
14:10~16:40 第1セッション「ナイロビ~フィールド3Dマッピングプロジェクト~」
「ナイロビ~変化の記憶を探す~」
椎野若菜(AA研)
「GISの手法でナイロビを見る」
チャールズ・ンデグワ・ムンディア(ジョモケニアッタ農工大学)
「ナイロビを3Dで表現する」
野口靖(東京工芸大学)

17:00~20:00 特別セッション「アフリカ都市文化のいま」
「ウガンダの首都カンパラにおける若者たちの「カリオキ」ショー~その背景と社会的意義~」  
大門碧(日本学術振興会/京都大学大学院)
「アフリカと日本におけるジェンベの世界」
SUGEE(The ARTH)
コメンテーター:村尾るみこ(AA研)
懇親会

第2日目 12月18日(日)

10:30~13:00 第2セッション「ゴンダール~エチオピアの都市建築と近代化~」
「アフリカの石造建築~エチオピアのゴンダール様式~」
石川博樹(AA研) 
「ゴンダールの都市・建築の形成,イタリア占領による変容,そして現在」
設楽知弘(毛利建築設計事務所)
13:00~14:00 昼食
14:00~16:30 第3セッション「ケープタウン~様々な分析スケールからの都市叙述の
試み」
寺谷亮司(愛媛大学)
コメンテーター:牧野久美子(アジア経済研究所),永原陽子(AA研)
16:30~17:20 全体討論
17:20~17:30 閉会挨拶
会場:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)3階マルチメディア会議室(304)(アクセス:http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access )  
入場無料
使用言語:日本語・英語                  
お問い合わせ:aaafrica@aa.tufs.ac.jp
******************************************
International Conference of ILCAA Core Project "Pluralistic World Understanding based on African Studies"

Reading African Cities: Nairobi, Gondar, & Cape Town

Saturday, 17 December 2011
14:00-14:10 Opening Remarks
14:10-16:40 Session I "Nairobi: Field 3D Mapping Project"
  "Memories of Changing Nairobi"
   Wakana SHIINO (ILCAA)
  "Analysis of Nairobi City by GIS"
Charles Ndegwa MUNDIA (Jomo Kenyatta University of Agriculture and Technology)
  "Challenge of Presenting Nairobi in 3D"
Yasushi NOGUCHI (Tokyo Polytechnic University)
17:00-20:00 Special Session "Urban Youth Culture in Africa"
"Lip Synch Practice ʻKarioki: The Social Dimension of the Youth Culture in Kampala, Uganda"
Midori DAIMON (JSPS / Kyoto University)
"Djembe Performance in Africa and Japan"
SUGEE (The ARTH)
Commentator: Rumiko MURAO (ILCAA)
Party
Sunday, 18 December 2011
10:30-13:00 Session II "Gondar: Urban Space and Architecture in Ethiopia, and the
Modernization
"Stone Architecture in Africa: Gondar Style Architecture of Ethiopia"
    Hiroki ISHIKAWA (ILCAA)
"Formation of Urban Space and Architecture in Gondar, the Transformation during Italian Occupation, and Present Situation"
Tomohiro SHITARA (Mohri, Architect & Associates, INC)
 13:00-14:00 Lunch
 14:00-16:30 Session III "Cape Town: The Explanation of City Characteristics Based on the Various Analytical Scales"
 Ryoji TERAYA (Ehime University)
Commentator: Kumiko MAKINO (IDE-JETRO) & Yoko NAGAHARA (ILCAA)
16:30-17:20 General Discussion
17:20-17:30 Closing Remarks

Venue
  Room 304, Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa (ILCAA), Tokyo University of Foreign Studies (TUFS)
Language
English & Japanese
Admission
Free
Contact
aaafrica@aa.tufs.ac.jp


Posted by: shiino      2012/03/15 01:25:01      
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